荒尾市にある荒尾市立有明医療センターについて!診療と取り組みをご紹介!
住んだことのないエリアへ引っ越す際、近くに頼れる医療施設があるか気になっている方は多いでしょう。
自分と家族の健康を守るには、新居探しの段階で近隣の医療施設をチェックするのがおすすめです。
そこで今回は、荒尾市にお引っ越しをお考えの方に向けて、荒尾市立有明医療センターの概要と診療内容、特徴的な取り組みをご紹介します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
荒尾市の賃貸物件一覧へ進む
荒尾市にある荒尾市立有明医療センターの概要
荒尾市立有明医療センターがどのような場所か知りたいなら、まずは大まかな概要のチェックから始めましょう。
地域完結型医療を目指す病院
荒尾市立有明医療センターは、荒尾市で唯一の急性期病院であるとともに、24時間対応が可能な救急医療を提供する病院です。
また、荒尾市立有明医療センターは、地域で発生した病気を地域で治癒する地域完結型医療を目指していることに特徴があります。
ほかの医療施設と連携を図りつつ、地域に住む方に高品質な医療を提供する病院です。
病院理念
荒尾市立有明医療センターが病院理念に掲げているのは「地域住民の健康の維持・増進に努め、患者中心の安全で質の高い医療の提供を目指す」といった内容です。
この病院理念からは、単なる一時的な治療ではなく、健康な状態を維持し続けることを基本的な病院の役割としていることがわかります。
実際に、健康講座や糖尿病教室といった健康づくりにも積極的です。
また、荒尾市立有明医療センターには、病院理念を実現するための基本方針が定められています。
基本方針の内容には、地域の信頼に応える基幹病院として最善の医療を提供することや、地域完結型医療の実現が盛り込まれています。
このほかに、患者さんの人権を尊重しあたたかな心を持つことと、健全な病院経営を目指すことも、荒尾市立有明医療センターの基本方針です。
沿革
荒尾市立有明医療センターは、太平洋戦争開戦の年である昭和16年に誕生しました。
当時は、東京第二造兵廠荒尾製造所の診療所としての役割を担っていました。
昭和20年12月になると、荒尾・大牟田両市の共立病院としての運営が開始されます。
その後、荒尾市立病院・荒尾市民病院とその形を変えながら、現在まで地域の健康を守ってきました。
長い歴史のなかでも特徴的なのが、昭和39年の救急医療機関指定です。
また、昭和48年には人工透析センター開設、昭和49年にはICUが開設され、より充実した医療体制が整いました。
近年では、平成24年のがんサロン開設、令和2年に熊本DMAT指定病院となったことなどが、主なできごとです。
●所在地:熊本県荒尾市荒尾2600番地
●アクセス方法:JR荒尾駅から産交バス「荒尾市立有明医療センター前」下車
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
荒尾市の賃貸物件一覧へ進む
荒尾市にある荒尾市立有明医療センターで受けられる診療
荒尾市にお引っ越しをお考えなら、万が一に備えて荒尾市立有明医療センターで受けられる診療の内容をチェックしておきましょう。
外来診療
地域にお住まいの方にとって身近な存在が、病院の外来ではないでしょうか。
荒尾市立有明医療センターでも外来診療を受け付けていて、新規の患者さんの受け入れもおこなっています。
ただし、荒尾市立有明医療センターの基本的な役割は、専門的な医療をおこなう2次救急・3次救急です。
そのため、比較的軽いかぜなどの場合には、1次救急に該当する地域のクリニックを受診することを推奨しています。
専門的な治療が必要と判断された場合、外科・消化器内科・循環器内科などでの外来診療が可能です。
外来を受け付けていない診療科や予約制の診療科があるため、受診を希望される場合はあらかじめ確認すると良いでしょう。
入院する場合
荒尾市立有明医療センターでは、入院での診療がおこなわれています。
荒尾市立有明医療センターの入院で特徴的なのが、手ぶらで入院できるアイテムのセットが販売されていることです。
パジャマや紙おむつなどの基本セットにくわえ、シャンプー・吸い飲み・転倒予防シューズなどを申し込めます。
また、1~2泊の検査入院をされる方のために、必需品を揃えた検査セットがあります。
いずれも有料ですが、自分で購入する必要がないため、入院準備の負担が軽くなるでしょう。
このほかに、荒尾市立有明医療センターでは、ホームページの専用フォームから、お見舞いメールを届けられます。
さまざまな事情によりお見舞いができない家族や、友人からお見舞いのことばを受け取れることは、入院生活の励みになるでしょう。
がん・脳卒中・心筋梗塞の診療
荒尾市立有明医療センターは、がん・脳卒中・心筋梗塞の診療に力を入れています。
地域がん診療連携拠点病院として、看護師や薬剤師を含めて専門的な研修を実施しており、より高度ながん診療機能充実を目指していることが特徴です。
患者さんに対しては、手術療法・化学療法・放射線療法のなかから最適なものを選択するほか、緩和ケアチームによるサポートが受けられます。
また、荒尾市立有明医療センターは、熊本県北部で唯一の脳卒中診療の拠点病院です。
脳卒中は迅速な治療が大切ですが、荒尾市立有明医療センターでは、24時間体制でCTスキャン・MRIによる診断が可能です。
迅速な治療とともに、超早期リハビリテーションもおこなっていて、患者さんだけでなく家族をサポートする役割を担っています。
さらに、荒尾市立有明医療センターは、平成21年から心筋梗塞等の心血管疾患急性期拠点病院の指定を受けています。
急性心筋梗塞は、死亡率の高い病気として知られていますが、早期治療により救命率が高くなることが特徴です。
荒尾市立有明医療センターでは、専門的な治療が24時間可能であるとともに、心臓専門チームによるリハビリテーションを受けられます。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
荒尾市の賃貸物件一覧へ進む
荒尾市にある荒尾市立有明医療センターの取り組み
荒尾市立有明医療センターでは、さまざまな特徴ある取り組みがなされています。
地域に住むならば知っておきたい情報がありますので、ぜひチェックしてみてください。
災害時に中心的な役割を担う病院
荒尾市立有明医療センターは、災害時に中心的な役割を担う病院として、受け入れ態勢を整えていることが特徴的な取り組みです。
荒尾市立有明医療センターが災害拠点病院に指定されたのは、令和2年2月13日のことです。
災害時に医療救護活動の中心となるべく、被災された患者さんの受け入れだけでなく、被災地に派遣される医療チームDMATを組織するなどより良い体制づくりをおこなっています。
荒尾市の子育て環境を向上させる
荒尾市立有明医療センターは、荒尾市が掲げる切れ目のない充実した子育て環境構築のために、周産期医療の体制づくりに取り組んでいます。
荒尾市における周産期医療は、荒尾市立有明医療センターのほかに、地域の産婦人科を含む3つの病院でおこなわれるものです。
24時間の管理体制や出産後のフォロー体制など、安心して子育てできる環境が整備されつつあります。
心不全地域連携パス
荒尾市立有明医療センターでは、有明地域における心不全の地域連携に取り組んでいます。
心不全地域連携パスとは、急性期病院とかかりつけ医が治療経過を共有し、予後の改善を図るためのツールです。
新しい病院にかよう場合、この心不全地域パスにより、情報共有と一貫性のある治療が可能になります。
心不全地域連携パスは、患者さんの情報を共有するものであるため、説明と同意が必要です。
荒尾市に引っ越した後に、心不全の治療でより安心できる体制をご希望の場合は、かかりつけ医に相談すると良いでしょう。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
荒尾市の賃貸物件一覧へ進む
まとめ
荒尾市にある荒尾市立有明医療センターは、地域で発生した病気を地域で治癒する地域完結型医療を目指す病院です。
専門的な治療が必要な外来診療に対応しているほか、入院やがん・脳卒中・心筋梗塞の治療に力を入れています。
災害拠点病院としての取り組みや周産期医療、心不全地域連携パスなどの取り組みをチェックして、荒尾市での新生活を考えてみてください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
荒尾市の賃貸物件一覧へ進む